【美容師が伝える】美容師・美容室選び

今回は美容室難民の方必見、美容師・美容室選びについてお話しします。
全国に山ほどある美容室。
皆さんのお住まいの地域にも数えきれない程の美容室があると思いますが、「どこに行ったらいいかよく分からん」、「家の近くにあったから」
など理由は様々。
最近では、SNSにより美容室が探しやすく自分の好みのスタイルや系統など発信している美容師を見つけて行くというような流れもありますが都心部などが多く、地方はまだまだという感じ。
若い年代の方は、「このカットするにはこの人!」「ハイトーンはこの人にやってもらいたい!」と、そのやりたいスタイルによってお店を変えている方が多く見受けられます。
それはそれでいいのですが。。。
今回は美容師がオススメする美容室の選ぶ基準を詳しくまとめてみました。
少しでも参考になると嬉しいです。
結論・美容室は美容師で選ぶ!
これが、最終的には一番重要です。
それはなぜか。
髪を切る、カラーをする、パーマをかけると言う行為は必ず人間が行うからです。
近年では、AIやロボットなどが目覚ましい発達を遂げていますが、お客様の髪を扱うということに関してはまだまだ、人間には敵いません。
頭の形や髪質、お顔とのバランス、ライフスタイルなど様々な情報を瞬時に判断して似合わせをするということはそう簡単にできる事ではなく、かなりの技術を要します。
そのため、今後も当分の間私たち美容師によって行われるでしょう。
「お客様と美容師」
対人間同士なのでそこには、相性や好みなどが必ず存在します。
当然な事ですが、当たり前すぎて意外と重要視していない方は多いのではないでしょうか?
選び方のポイント
「美容師で選ぶことは分かった。
でも、何を基準に選べばいいか分からない。」
選びかたのポイントは3つ
周りの知り合いなどの紹介や口コミ
皆さんの周りには、綺麗な髪や色、可愛くやカッコよくスタイリングしている方はいませんか?
友達や職場、ママ友など様々なコミュニティーの中に一人はいるはず。
まずはその人を褒めてみてください。
「髪色いいね!」「パーマめっちゃ似合ってるじゃん!」
そこから話題は髪の話になるはずです。
話の中で誰にやってもらってるのか、美容室探してるなどと伝えると大抵の方は教えてくれると思います。
ここで気をつけるのは、一人にしか聞かないこと。
よく、一人にだけ聞いてその美容室に行き「そんなに良くなかったなぁ。。。」
なんてことはありませんか?
そうならないために一人だけでなく、素敵な髪をされている方がいたらより多く教えてもらうと選択肢が生まれます。
選択肢が増えたら次に。
担当の美容師の名前も忘れずに。
そのお店のHPもしくはホットペッパーを見る
選択肢の中からサイトをみて
紹介された美容師やお店の雰囲気を確認。
ホットペッパーをやっているならその方のスタイル写真やブログをチェックしてみましょう。
インスタをやっていれば、それも参考にすると良いです。
スタイルやブログ、Instagramの更新頻度はどれくらいか?
投稿頻度が多い美容師は、非常にストイックで人気があることが多いです。
今の流行りを勉強していたり、お客様に毎回違う提案ができるよう常に最新情報に目を光らせ技術を磨き続けています。
投稿頻度が全てではないですが、お客様から見て一番わかりやすいポイントだと思います。
ホットペッパーなどの口コミ
次に口コミです。
口コミは、実際に施術を受けた方のリアルな声が分かる、一つの指標なのでこちらも忘れずに。
この時見るのは、口コミ評点も大切ですが重要なのは内容です。
カウンセリングは丁寧か、アドバイスや提案や、施術中の接客、気遣いなど
挙げれば切りがありませんが、その美容師の対応などが汲み取れると思います。
美容室に行く時に気を付けること
選ぶことができたら、実際に行ってみましょう。
ここで注意するのは、4つ。
時間に余裕を持つ
特に初めて行く美容室の場合は注意してください。
予約時間の5分〜10分前に来店すると良いでしょう。
これは、カルテやカウンセリングシートを記入する時間があるためです。
また、カウンセリングも長くなるため施術時間+30分かかる場合もあるためです。
後の予定もなるべく余裕を持たせましょう。
普段通りの服装で行く
美容室はオシャレな雰囲気があり、気合いを入れたくなる気持ちもわかりますが普段通りでいらしてください。
いつも通りのファッションやメイクからヘアスタイルなどの提案をしているので、リラックスしていきましょう。
髪の履歴はウソをつかない
施術内容によっては髪の履歴を聞くことがあります。
例えば、ブリーチするとき過去に黒染めしていないか、自分で染めていたか。
美容師は髪を見ればある程度予測はできますが、お客様と共有し、
髪の履歴を知ることで、安全に施術を進めることができます。
もちろん分かる範囲で全然いいので、美容師にしっかり伝えましょう。
ヘアスタイルの画像を用意する
スタイルは、一つに定まっていなくて大丈夫です。
何枚か用意することで、好きな雰囲気やニュアンスを共有し、理想のヘアスタイルに近づけることができます。
まとめ
数多くの美容室があり、どこに行けばいいのか、自分に合っているのか見つけるのは非常に大変です。
最後にもう一つ、美容師さんを少し観察してみて下さい。
施術中、美容を楽しみながらやっているのか、すごく忙しくてもお客様にもスッタフにも笑顔か。
美容をただの作業としてしているか、その人のことを考え仕事をしているのかで振る舞いや、会話に表れると思います。
ご自身の大切な髪を任せられる、美容師を探してみてください。
今回の記事を参考に、みなさんに合った素敵な美容師・美容室を見つけられる手助けができれば嬉しいです。