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あなたのヘアアイロン大丈夫? 選ぶ基準と適切な温度について

ryo

昨今様々なヘアアイロンがこの世に登場し、溢れかえっています。

逆にあり過ぎて違いや、何を選べばいいか分からないし、調べるのも面倒。

今回は、そんな美容師が考えるいいアイロンについてのお話

是非参考にして下さい。

いいアイロンとは?

ズバリ!価格でほぼ全て決まる。

結果、安かろう悪かろうのこの世の中。

商品のほぼ全てに当てはまると僕は思います。

もちろんそうで無いものもあることはあるんですが。。。

接客業・サービス業、技術職などにおいては価値を上回ったり、その逆も然りですが、

ヘアアイロンの話に戻すと、いい素材で作られたものは髪にもいいですし、安価な商品は髪を過度にダメージさせてしまう。

もちろん学生や収入が少なく、そこに回すお金がない方もいます。

ですが、安価なアイロンを使い続けた結果、髪を伸ばせず断念してしまったり、伸ばしてもダメージにより枝毛やチリチリしてしまい、サロントリートメントなどでケアしたりと、かえって高くついたり。

なので、初期投資として初めにいいアイロンを購入することをオススメします。

価格帯について

ヘアアイロンの価格はピンキリです。

安いもので2000円台〜高いもので10万円のものまであります。

美容師の視点からいうと、

結論、1万円以下のヘアアイロンはオススメではありません。

なので、この記事では1万円以上のヘアアイロンにフォーカスして説明します。

それはなぜか。

安いアイロンを使い、ダメージで髪に悩みを抱えた方達をたくさん見てきたから。

日常的にヘアアイロンを使うことが当たり前な人が増えたのと同時に、髪のダメージに悩んでいる人も増えています。

これは、間違った使い方やケアだけでない別の問題があります。

問題点

それは、

安いヘアアイロンは設定した表示温度よりかなり高く温度がでていることがある

もちろん全部がではないですが、新品でも表示温度より30℃高く出ているものも、、、

私自身、お客様に使っているヘアアイロンと設定温度をよく質問するのですが、

ダメージや枝毛・切れ毛で悩んでいる方の多くが、安価なものを使い設定温度もかなり高いというダブルパンチ状態、、、

これは、お客様が悪いというよりは、もはやそんな製品を出すメーカーにも問題があると思うと同時に、もっと美容師が警鐘を鳴らすべきだと反省もあります。

傷みにくい温度とは?

では、実際オススメする温度とはどのくらいか?

ストレート毛先ワンカール、であれあば、140℃〜150℃

カールスタイル前髪は、130℃〜140℃

これを基準に

硬毛・太毛の方は+10℃

軟毛・細毛の方は−10℃

などと調整してみて下さい。

因みに、カラーをしている方は160℃以上でアイロンをしてしまうと、色落ちがかなり早くなってしまうので注意が必要です。

ヘアアイロンの説明書や、メーカーのHPなどで最高温度200〜220℃対応、クセが強い方は高めの温度でなどと記載があったりしますが、絶対やめて下さい

これで傷んでる方は本当に多いです、、、

私達、プロの美容師ですら190℃以上はほとんど使いません

180℃を使う場面はただ一つ、ストレートパーマ・縮毛矯正のみです。

それも、ダメージを最小限にするため様々な処理剤を使い、髪にどのくらいの秒数・何回当てるか注意を払いながら使用しています。

そのくらい髪は熱に対してデリケートなものなのです。

それでもクセが強く「この温度じゃ伸びないんだよ!」という方は、アイロンでなくストレートパーマをかけて下さい。

毎日の伸ばす時間と労力に比べればかなりコスパがいいです。

今の技術では真っ直ぐになり過ぎず、自然なストレートを手に入れることができます。

まとめ

ヘアアイロンの選ぶ基準と適切な温度についてのお話でした。

今回のポイントは

価格は

1万円以上

温度は

ストレート毛先ワンカール 140℃〜150℃

カールスタイル前髪 130℃〜140℃

他にもスタイル別のアイロンの使いかた、プレートの違いなど様々ありますが、それはまた別の記事でお伝えします。

正しく使用することで綺麗に髪を保つことができるので是非参考にして頂けると嬉しいです。

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ABOUT ME
野澤怜
野澤怜
美容師/ブロガー
1996年栃木県出身宇都宮市在住の美容師 美容師歴7年目 サロンワークの他 「Hair literacy」を運営。 サロンワーク中にお客様の悩みや、髪の疑問を元に髪の知識やコツを発信。
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